夏も近付きました。5月のトピックスをまとめてご報告です。
2015年6月4日
北陸新幹線に乗りました。仙台の妹の夫の母上が亡くなりました。数えで101歳の大往生でした。そのお悔みに岩手県の北上市まで参りました。加賀温泉駅からダイナスターに乗って金沢まで、そこから北陸新幹線「かがやき」に乗って大宮乗換で東北新幹線「やまびこ(はやぶさ車両)」で北上駅まで5時間20分の鉄道の旅でした。夫と私に4歳の鉄道マニアの孫が同伴の楽しい旅となりました。
加賀温泉駅ではおばちゃんと弟の見送り。全国鉄道旅行地図を持って北陸新幹線に乗り込みました!!
葬儀が終わって、夕暮れの北上市郊外の葬儀場の周りの風景。帰り道、北上川の流れです。はるばるここまでやって来たものだと感慨深いものがありました。その夜は仙台の実家に泊まり、父も母もすでにいないのですが、妹夫婦が暖かく迎えてくれ、いつも娘気分でのんびり過ごしてしまいます。有難いことです。仙台は今地下鉄東西線の工事が完成間近でした。青葉通りのケヤキ並木の欅が何本も抜かれて、そこが地下鉄駅になります。実家近くの八木山動物園前が終点駅で、完成すれば地下鉄駅としては日本一高い所にある駅になるそうです。青葉城のある青葉山のもう一つ奥の八木山にあるのですもの、地下鉄がどうやって広瀬川を渡り青葉山を登って来るのか私には見当もつきません。
定禅寺通りのケヤキ並木をせんだいメディアテーク3階から眺めます。仙台のケヤキ並木は今では大きな森になっています。右の写真は青葉通りです。手前が地下鉄駅の工事中で欅は根こそぎ抜かれています。
八木山動物園前地下鉄駅です。この坂を下ったところが、実家である妹夫婦が住む八木山南団地です。私が若かったころはこの辺りは山そのものでした。開発が進み、今では100万人都市仙台のベッドタウンになっています。
こまちとはやぶさが『連結』しています。鉄マニアの興奮極まれりです。そしてさようなら北陸新幹線。
6月1日は35回目の母の命日、享年59歳でした。同じ曹洞宗の総本山永平寺に分骨をし命日にはお参りに来ます。午前中納品の仕事ですっかり忘れていたのですが、夫がちゃんと覚えてくれていて連れて来てくれました。今年は次女と2歳の次男、6か月の長女も一緒。母からするとひ孫たちもやってきました。次女は母が亡くなった後生まれました。モミジ若葉の並木が続く入口です。新婚時代、ちょうどツツジの咲くころ初めて永平寺を訪れました。懐かしい思い出が蘇ります。深い森の緑に囲まれた、凛とした修行の場でいつ来ても心正される思いです。2歳の孫は走る走る走る・・・、広いお堂や長い廊下を。隅々まで拭き清められて綺麗なので母親は安心して見ています。思いがけず楽しいお参りとなりました。いい一日でした・・・。