相模原伊勢丹、春の企画です!!
2015年2月7日
風邪をひいています。寒気がするなと思ったら、あっという間に喉がやられ、夥しい鼻水が流れ、まごうことなき風邪の症状です。多分インフルエンザではないでしょうが、熱は少々、頭痛はガンガン。でも毎日のあれこれはやらないわけにはいかず、幸い食欲はあり、いつも通り台所仕事は私の担当。食欲旺盛な4歳と2歳の孫のためにあれこれ献立を考えて、ともかくおいしく食べてもらいたいの一念です。朝昼晩1日3食とは結構しんどいものです。朝か、昼かちょっと手を抜けるとだいぶ楽ですが。孫たちと一緒に食べているせいか、 私も風邪に負けずに寝込むことなく過ごせています。
さて相模原伊勢丹の「春一番 加賀便り」が近づいています。直接ものづくりをしているわけではありませんが、この子は、と思って声をかけ、テーマにそって新作を作ってもらい、それが出そろって初めて企画展が成り立ちます。一種の賭けのような部分もあり、こんなはずではなかった・・・、ということもなくはなく、毎回蓋を開けるまでドキドキものです。今回はどうでしょうか?お近くの方ぜひ覗いてください。
写真撮りのために集まった器たち
これがどのようにDMになって行くか。どれも割愛したくない、心弾む器選びの愉しさのようなものを表現できればとの苦心の作が、今のホームページの表紙、「春一番 加賀便り」です。ずいぶん欲張りなDMになりました。作品に作家名を入れたのですが、虫眼鏡でなければ見えないほどの小ささ(笑)。それでも入れたかったのです。
左は浦陽子さんの鳥唐草文片口や花唐草の汲出し 和食器が垢抜けるとこんな感じ。右は八木茂樹さんの乾漆花器「くるくる」オリジナルのロングラン人気です。
道場八重さんのお雛様 柔らかな色でどことなく道場さんの子供たちに似たお雛様。4人の子のママ。造型から絵付け焼成までひとりでやってます。右は山田真子さん。山中の女性轆轤師のはしりです。手前はhegoボウル、栃の木の自然のゆがみがポイント 歪みのことをhegoっていると加賀の方言です。
池島直人・仁美さん夫婦 片方が成形、片方が絵付けという夫婦コンビは多いですがこの二人は色絵と染付それぞれ絵付けが専門です。細密な仕事を軽やかにやってのける力量は素晴らしいです。子育て中の仁美さん、最近は子供向けの器が増えました。
山中温泉の温泉街でmokumeという轆轤体験工房のインストラクターをしている佐藤勇士さんの小箱や豆皿です。歯車の加飾はいかにも男の子らしく、伝統工芸なのに新鮮です。
2月18日(水)から3月4日(水)まで、相模原伊勢丹5階での催事です。若い作家たちの器から、若々しい春めいた気分が伝わってきますでしょうか?私は16日から搬入のため上京します。昨年は大雪で荷物が届かないというハプニングがありましたが、今年はどうでしょう。東京出張は色んな方々に会ったり、この機会に見ておきたい美術館や催しに出かけたり、欲張りな日々を過ごします。田舎暮らし時々東京、というのはいいものです。それでは、行って参ります。