寿楽展最終日
2011年9月11日
日中はエアコンが必要な時もありましたが
秋らしいさわやかな日々が続きました。
あっという間に最終日を迎えます。
お越しくださったたくさんの方々には、存分にお楽しみいただけましたでしょうか。
足が不自由になった私の代わりに、臨時ママになって下さった正則夫人みきさん、ありがとうございました。
ゆったりとした暖かな笑顔で10日間コーヒーサービスをしてくださいました。
萩は今が見ごろです。
さて将来四代目を継ぐことになる正則さんの今回一番の力作がこれです。
白磁のたたら皿に描かれた惑星・・・
生地の粘土は金沢美大の学生時代に恩師からもらったオブジェ用のものです。
20数年ぶりに工房の奥から見つかりました。
12ミリのたたら板を四角に切り、それも半分は手で千切るようにして、断面に表情を付けています。
針で表面に線を引き、それに沿ってたたき筆(先を切り落として固く太い根基だけにしたもの)で
呉須を叩いて着けています。
その後、ダミでグラデーションを施しています・・・
ダミのことはまた次の機会にご紹介します。
染付の妙を演出する、大事な技術です。
宇宙を…感じていただければ幸いです、とのこと。
ともかく今日が最終日です。
10日間いろんな出会いがありました。