ギャラリー萩

石川県加賀市 「ギャラリー萩」のホームページです。

明日から、東北の作家たち展Ⅴ COCOで始まります

仙台から、石巻から、福島県の二本松から荷物が届きました。作業は大変ですが、この荷解きの楽しいこと、出てくるものについつい思いが飛んで整理し並べる作業が止まります。右の写真、庄司人志さんの練り込み象嵌のカップたち。きれいな色の粘土がカップの胴体に、不思議な形に嵌め込まれてあって、福島の自然釉の中に居場所を見つけて何とか収まっている感じが、面白いですね。ずいぶん手がかかるのでしょうが、それだからこそ面白くてという庄司さんの声が聞こえて来そうです。何か細々と手を動かしていたいのでしょう。ものづくりの方の業のようなもの、だからこそ前に進んで行きます。回りのさまざまな問題も多分解決していくのでしょうね。カップの後ろは毎回好評の急須や宝瓶です。何となくユーモラスな形は、お茶の席を愉しく和ませてくれます。

カラフルな虹色の器たちはジェームス・オペさん。イギリス人の陶芸家です。彼とはまだお会いしたことはないけれど、一緒にお茶でもしたらどんなにか楽しいだろうと想像しています。今回もたくさん器を送ってくれました。人間が生活をするうえで必要なものは、古今東西変わらない、ベースは一緒だと思わせられます。細々としたアイテムや文様にイギリスらしさを感じますが、その彼が東北の田舎を選んで窯を開いた、その辺りの気持ちを聞いてみたいと強く思っています。ポットとカップはさすが、お茶の國、アフタヌーンティの國の人です。とっても素敵で使い心地もよさそうです。

さて暑い夏、我が家は大賑わい。孫たち3人の襲来で、暑さも増すような熱気です。草ぼうぼうの畑の中で、気付いたらキュウリがこんなに大きくなっていて、唖然としました。毎日律儀にミニトマトが実を色付かせてくれます。収穫は暑さと虫たちで大変ですが、せっかく植えたのですから、がんばっています。 紫蘇は去年のこぼれ種から生えてきたものが育つ育つ、優等生。孫たちは汗一杯で遊んでいます。

もうすぐ3歳の孫、自分の体もおもちゃ、じんべえさんに洗濯バサミ、これで幾晩も遊んでいます。お兄ちゃんのお誕生日ケーキだけど、遊んだろ!!我が家の夏通信もこの辺で・・・。

さて「東北の作家たち展Ⅴ」、明日から山代温泉九谷焼絵付け体験工房COCOで1か月間開催です。どうぞお訪ね下さい。

その後、9月に入ってから4日から13日までがギャラリー萩です。

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