三姉妹夫婦のイギリス・コッツウォルズを歩く旅
2014年7月15日
6月末から7月にかけてイギリスのコッツウォルズを歩く旅に出かけていました。ロンドンで1泊後コッツゥオルズの入り口の街、劇作家シェークスピアの生まれたストラトフォード・アポン・エイボンを訪ねました。B&Bに泊まって歩き回りました。左の写真は彼の生まれ育った家。右が運河に面したB&Bの佇まいです。
ストラトフォード・アポン・エイボン郊外にあるシェークスピアの妻アン・ハサウェイの家です。藁ぶき屋根の美しい家と、手入れの行きとどいた花と野菜の庭はシェイクスピア・バースプレイス・トラストが管理と手入れを続けています。16世紀の豊かな農家の暮らしぶりがリアルに感じられます。
柳の木で囲われた小屋、柔らかな緑の空間です。
ストラトフォード・アポン・エイボンはエイボン川のほとりにあるシェークスピアの生まれ故郷。彼の妻アンのコテージは私にはどんなお城の庭園より美しく思えました。キッチンガーデンでもあり、野菜と花々が共存しています。柳の木で囲われたこのドーム、庭内に数か所ありました。じゃが芋で作ったモグラよけなども、思わず声を上げてしまいました。シェイクスピアは1564年裕福な商人の長男として生まれ、18歳で8歳年上のアンと結婚し3人の子を儲けましたが、単身ロンドンへ移住し、1590年ごろから劇作家として活躍し始め、富と名誉を手にしました。晩年は故郷に戻り53歳で生涯を閉じましたが、アンにとって夫はどういう存在だったのでしょうか・・・。
ラッキーなことに着いた日の夜、ロイヤル・シェークスピア・シアターの「ヘンリーⅣ(4世)」の当日券を手に入れ、舞台を観ることが出来ました。斬新な舞台と演出、言葉は分からないのに最後まで飽きずに観ることができ、上手いな~と感動できたことは、今回の旅の儲けものだと思っています。
左の写真がロイヤル・シェイクスピア劇場です。最上階がレストラン。エレベーター前のガラスの渡り廊下から、劇場前の広場と街並みが広がります。緯度が高いので夜9時過ぎまで日が落ちず、この明るさです。
続きはまた、・・・お楽しみに。