ギャラリー萩

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コッツウォルズ2日目 バイブリー

Stow からバスに乗りBourton-on-the-Water(ボートン・オン・ザ・ウォーター)、で乗り換えBiburyバイブリーへ。バスを降りると美しい村が目の前にありました。コルン川のほとりにあるこの村は、詩人でもあったウイリアム・モリスが「イングランドで最も美しい村」と讃えています。

静かな佇まいアーリントン・ロウ 日々の生活が営まれていることが不思議なほどです。日本とここコッツウォルズは生活感がだいぶ違うように思えます。フットパスの入り口がなかなか見つかりませんでしたが、いつの間にか広々と大らかで豊かな牧草地が表れてきました。後は写真を見てください。遠くに白い点々、羊たちが見えますでしょうか?

水車小屋  屋根の修理中でしょうか。殆どが手作業・・・。

憧れのスワンホテルでランチをしました。もちろんバイブリーに着いてすぐ予約を入れました。いつも満員。前の川にはハクチョウが泳ぎ、かるがもの親子も。ホテルの庭は白と紫をベースに美しく整えられています。

メニュー表から6人分チョイスするのがひと仕事です。独特なコース設定です。毎回体当たりで(笑い)やってましたが、何とか。特産の鱒の養殖場とショップ、帰りのバスはこの前から出発です。

野菜畑までなぜかおしゃれです。そうしてコッツウォルズでたった1軒、洗濯物を干している家を見かけました。珍しいのでパチリ。この日は時々雨が降ったのですが、お構いなくといった感じでした。パックツアーの観光客は、この小さな村を駆け足で1時間ほどで過ぎて行きますが、もったいないことです。こうやって横道に入ってフットパスを歩くと、歴史の中で生き続けてきた村の人たちの息遣いのようなものを感じます。私の家、私の庭、私の畑は私が大事に手入れをするから、構ってくれるな、という声が聞こえて来そうです。一つの美意識が村の隅々まで行き渡っている、それがモリスをして『美しい』と感動させたに違いありません。

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