ギャラリー萩

石川県加賀市 「ギャラリー萩」のホームページです。

Stow-on-the-WoldからBathへ 

4日間過ごしたStow-on-the-Woldから8:25発のバスでCheltenhamへ。そこで再びバスを乗り換えBristolTemple Meads Rail Stationへ向かいました。Bristol駅発11時の特急列車でBath Spa Rail Station へ。荷物が多いので煉瓦造りの駅舎の壁伝いのスロープを通ってプラットホームへ向かいます。Bristolは特急駅なのでいろんな電車がやってきます。バースには11時10分過ぎに到着。B&Bに荷物を預け、街の散策に出かけました。バースに関してはここを

自転車でお洒落なショップ案内、古い建物と新しい素材とが組み合わされた魅力的な商業施設。この街 の歴史は古く、ケルト人や古代ローマ人が都市の礎を築きました。現在の街並みが造られたのはおおむね18世紀のこと。バースは上流階級の保養地として発展しました。その開発に大きく貢献したのが、二代にわたる建築家のジョン ウッド親子です。

The Circus (ザ・サーカス) Royal Cressent(ロイヤル・クレッセント)と同じく、ジョンウッド二代《ジョン・ウッド(父)がデザインし、ジョン・ウッド(息子)》が建設の代表作です。 ジョージアン様式のテラスハウス3棟で丸く囲われた広場です。芝生に大きな木が5本、シンプルで美しい公園。多分、菩提樹だと思うのですが・・・、木の根元で手を挙げているのが私です。

世界文化遺産に指定されたバース市街 / イングランド Royal Victoria ParkとRoyal Cressentを望む市街 中央の半円型(三日月型)の建物がRoyal Cressent です。世界で最も美しい集合住宅と言われ、30世帯が今も暮らしています。

バースの町はエイヴォン川 River Avon 沿いの丘陵地帯に階段状に広がっており、バース・ストーン Bath Stone と呼ばれる乳白色の石で造られた18世紀のジョージ王朝様式の建造物が数多く残っていることで、バース市街は、1987年に世界文化遺産に登録されました。夫と私は2階建て観光バスに乗ってこの街を巡ることにし、日本語ガイドのあるバスを探して乗り込みました。ちょうどその日はバース大学の卒業式、バス停のある広場は、ガウンに身を包んだ学生たちとその家族で賑わっていました。式典はBath Abbey(バース寺院で!!

お気に入りのデリを見つけました。お昼時にはひっきりなしにお客が来て、様々なサンドイッチやサラダを抱えて帰って行きます。夫の好物グリーンオリーヴとワイン、パンのシンプルなランチを二日続けて楽しみました。いろんなワインが用意されています。

バースと言えば温泉、山代・山中・片山津という3代温泉地を抱える加賀市の住民として見逃すわけにはいきません(笑い)。

ローマ時代の紀元75年に築かれたローマン・バス その隣に建つ現代の温泉施設THERMAE BATH SPAサーメ・バス・スパ

古代ローマと中世の建造物との真ん中に立つ現代建築ですが、地上からはその姿は見えません。中に入ってみて初めてその存在感に驚きました。屋上の露天風呂、というより屋上プールからの眺めが何ともファンタジックでした。プールでもなく、温泉でもなく日本人の温泉のイメージからは程遠いものでした。ミストサウナも、日本で言う大浴場もありますが、のんびりゆったり、のイメージからは遠く、シャワールームもプールと一緒でアメニティもなく、味気ないと感じました。でも日本の温泉と比べてもいけませんね。2時間で27ポンド、水着バスタオル等有料という料金体系も、庶民がいつでも気軽に温泉気分というわけにはいきません。

けれども、屋上からの眺めは素晴らしく、眼下に広がる世界遺産の街並みを眺めながら、古代から現代への「時空を超えた旅」にいるような、不思議な感動に包まれました。

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