ギャラリー萩

石川県加賀市 「ギャラリー萩」のホームページです。

長いご無沙汰お許しください。2017年秋のお知らせです。

この秋のギャラリーが始まります。今日市の記者クラブに[東北の作家たち展Ⅶ」のプレスキッド持って行ったら、担当のAさんから「ホームページ見ているのだけど全然更新されていなくて、もうやめてしまったのかと思って心配していました」と声をかけられました。暖かい気持ちが伝わってきて、気にかけて下さる方が一人でもいたらホームページの更新をせねばと強く思いました。それで夜になってこうやって書き始めましたが、編集ページにアクセスできなくなって慌てました。遠隔操作で札幌の長男の力を借りどうやらここまで進みました。でも微妙にあちこち変っていて戸惑いながらの作業です。1年の間に随分変わったのですね。

ところで、昨年秋からずっとそのままになってしまっていたわけは、FB(フェイスブック)の所為でした。娘からも指摘されてしまいましたが、用もないのにFBで遊んでいるのです。ここで発信することはわずかで、殆ど他人の情報をチェック、そして猫ちゃんとグルメの話題をチェック。あっという間に時間が経ってしまい、これ注意しないと若い人のスマートフォン中毒を言えないなと反省しているところです。もちろんギャラリー萩でもFBのページは持っていますが、以前のように丁寧な(それほどでもありませんが)書込みはせず、写真入り暮らしのメモみたいなもので終わってます。本当は美術工芸ネタをどんどん書いて行こうと思っていたのですが・・・、できずじまいのままでした。

楽しみに見ていてくださった方ごめんなさい。私の怠慢、元より怠け者であることは隠しませんが、お詫びいたします。

少しずつギャラリー近辺の話題を綴って行こうと思っています。

さてこの秋のギャラリー萩の企画展です。

東北の作家たち展Ⅶ  あの日からもずっと作り続けてきた

9月15日(金)~24日(日)

10月1日(日)~31日(火)山代温泉COCO

11月1日(水)~30日(木)柴山町ホテルアローレ

漆の未来図 荒川文彦展 

9月29日(金)~10月8日(日)

九谷焼×オリエンタルワールド 堀江祐夫子展 賛助出展 画 山崎千恵

10月27日(金)~11月5日(日)

まずは7回目を迎える『東北の作家たち展』です。

しばらくお休みをいただいていた漆作家中村彩子さんが登場します。http://www.casaico.com/urushi/about.html

石川の漆、輪島・山中とはどこか違う世界観を持っています。

大らかな土着性とでもいえる気の張らないうるし作品が、印象的でした。

元仙台市青葉区「漆studioS。」   2008年7月に青森県弘前市に引っ越してまいりました。
工房も自宅も新しくなり、心機一転、工房名も変更いたしました。
「彩漆工房」……漆をはじめたきっかけはまさに、「漆の色」との出会いでした。
それはそれはピチピチで可愛いかった18歳。
あの時、ピンクと銀色の変り塗りを見てビビビっと可能性を感じ、漆素材自体に感動した事を今でも鮮明に覚えています。
目の前が明るくなったあの感覚を忘れず、
日々、うるしってなんなんだろう・・・というなぞに体当たりしています。
様々な色漆の「彩」と、彩子の「彩」。   それで「彩漆工房サイシツコウボウ」と名づけました。 
そして若い、いまだ未知数ともいえる作家にも加わってもらいました。末家焼(バッケヤキ)窯元・ひろ窯の次世代、京都で修業中の加藤まり香さんです。面白いものを作っているよ、と仙台の杜の未来舎の斉藤久夫さんの推薦です。
http://www.agf.jp/tohoku/interview/bakke/

http://www.smrj.go.jp/kikou/earthquake2011/interview/scenario/076679.html 

焼き物は第1回目から参加加賀でも人気を得ている亀山・庄司両氏です。東北の地元の土・釉薬を使った焼き物を生み出してきている宮城県石巻市の亀山英児さん、福島県二本松市の庄司人志さん等、朴訥な中に込められた技法の高度さに目を奪われます。また宮城県柴田町のイギリス人作家ジェームスオペさんもレインボーなど独特のシリーズを展開してくれます。

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