株田由雄・昌彦・真理子三人展好評のうち終了です
2013年9月12日
萩の花が咲きました。ギャラリー前は赤、お向かいの実性院は白萩が・・・。そしてギャラリー内はお花屋さんのようです。
9月6日金曜日にスタートした株田三人展、連日たくさんの人で賑わっています。昨年亡くなった由雄先生の教え子や絵のお弟子さんたち、教員時代のお仲間たちが訪ねてくださいます。奥さまの馥先生の幅広い人脈、コーラスや健康クラブ、数十年続けてこられたお仲間の方々がお花やお菓子を抱えてこられます。コーヒーを飲みながら、楽しい話は尽きることなく笑い声が溢れています。明日午後には昌彦さんが加賀に来られます。15日が最終日、昌彦さんとお話ししたい方は、14日午後15日お越しくださいね。
株田昌彦さんの近作、左が「旅立ちの跡」、右が「自走船Ⅱ」です。いかにも株田さんらしい絵です。実寸大のすずめばちの巣、雲を背景にして、いかにも空(から)の巣です。巣の軽い質感がしっかり描かれています。空と雲も実写のような存在感で、デッサン力の確かさです。その上で右のような作品が生み出されます。彼の心象風景、20代初めの鮮烈なデビューの時から追い続けている彼のテーマは何なのでしょうか。最近鮮やかな色が使われてきました。
そして来週9月20日(金)から「東北の作家たち展パートⅢ」が始まります。岩手県藤沢市の本間伸一・文江さん父娘。文枝さんは手あぶり猫の作家です。星野リゾート山代温泉界加賀では1回目の東北展でお求めいただいた白猫さんが、マスコット。カウンターの上でお客様をお迎えしています。ギャラリー内でも3匹の猫ちゃんが常設です。今回は界加賀とギャラリー萩での展示です。宮城県石巻市の亀山英児さん福島県二本松市の庄司人志さんはそれぞれ独自の釉薬の美しい焼き物作家です。色絵の伊藤仁美さんと雷窯のジェームス・ロぺさんは共に初出展、共に仙台市在住です。ガラスは仙台市の村山耕二さんと石巻市の菊田佳代さん。以下、写真は適当に集めてみました。
夏も終わりました。
3歳と1歳の孫たち、写真を見ているとなぜか涙が流れます。なぜか心が揺れます。愛おしい、哀しいとも思う存在、私の胎内から生まれてきた娘が産んだ命、連綿と続く命・・・。秋が来ています。
「加賀の紅茶」加賀市打越町の茶畑で採れた茶葉から作られた和紅茶です。渋味のない優しい味と香り、冷めても渋みが出ません。水色は橙色、美しく心地よい紅茶です。お砂糖やミルクを入れずにいただけます。お菓子との相性抜群です。お食事の時にも、お水代わりに爽やかにいただけます。そこで、この秋東京西新宿の京王プラザホテルでお目見えです。人気和食レストラン<かがり>で11月の1か月間「加賀・能登フェア」が開かれるのですが、その特別メニューと一緒に「加賀の紅茶」がサービスされることになりました。そのプレスリリース用の写真です。私は石川の若い作家たちと12月の終わりからお正月にかけて「加賀の器」展を企画しています。起せ、加賀ブーム。
折から加賀市は市長選と市議会議員選が1か月後に。加賀市のために、きちんとしたビジョンを持ち、誠実に実行してくれる人を選びたいと思っています。