描き続けて50年 長谷川清小品展
2015年5月13日
長谷川清展は8日に始まりました。長谷川先生のテーマでもある「花と少女」たちと、白山や白馬などの美しい風景とが、会場中にあふれて、ギャラリー萩は何とも麗しい空間になっています。暖かくそれでいて透明感のある色が先生の特徴でしょうか。入ってこられるどなたもが「わーっ、素敵」と声をあげられます。12・13日は先生はお留守でした。瑞宝双光章叙勲の為奥さまと上京です。ご本人はおいでないのですが会場はこのようにたくさんのお客様で一杯です。一水会などの絵のお仲間、絵画教室の生徒さんたち、長年のお付き合いのある方々がお訪ね下さいます。絵のお仲間の繋がりの深さを知らされる思いです。
長谷川先生の絵はまさに春の世界のような明るさに溢れていますが、ギャラリー萩の庭も春真っ盛りです。庭の木々や花たちを写真でご覧ください。
生け垣に沿って咲く大てまりとキングサリです。キングサリは昨年イギリスの旅で出会いました。ロンドン郊外の世界遺産キューガーデンで女王様の庭にキングサリの棚が見事に設えてありました。 軽やかな黄色が華やかでゴージャス、日本ならさしずめ藤の花でしょうという使われ方に、イギリスらしさを感じたものです。我が家にも藤の花が咲きます。地植えをせずに鉢で育てていますがこの勢いです。
ピンクのハナミズキがどんどん伸びています。あまりいい場所ではないので、いつもこの木には申し訳ないと思っています。それなのに伸びること伸びること・・・。
中庭のサクランボです。小さな赤い実が見えますでしょうか?いつもはヒヨドリが来てあっという間に食べてしまうのですが、今年はまだまだ残っています。孫たちがこの通り、お爺の力を借りて手を伸ばしています。歓声を上げながら、4歳と2歳の男の子たちはサクランボを収穫しました。美味しそうに頬張る姿は小鳥のように愛らしいものです。鳥たちもこの子たちのために残してくれたのだと思えます。
もっこう薔薇とブルーベリーの花。ブルーベリーも孫達の大好物です。毎日蜂たちが受粉作業に忙しく働いています。あまり手入れもしていないのに良く実を付けてくれます。暑い盛りに汗を流しながらの収穫ですが、白い涼しげな花です。
春のギャラリーシーズンンももうすぐ終わります。お庭でのティータイム、どうぞお近くに来られたらお寄りください。風や草木と一緒にひと時を過ごしましょう。