残暑お見舞い申し上げます。
2018年8月21日
残暑お見舞い申し上げます。
例年ですと、秋の企画のお知らせをするところですが
家人の病気の為、お休みさせていただくこととなりました。
オープン以来21年、初めてのことですが、高齢化社会の介護問題は避けて通れず
既にDMのデザインも決まり印刷の段階まで来たところで、中止の判断をせざるを得ませんでした。
ご準備をして下さっていた作家さんは勿論、楽しみに待って下さっていた方には
お詫びを申し上げます。
8月20日発行の『金澤』9月号の特集「器を巡る物語」で、ギャラリー萩でのお茶の会の様なものをご紹介いただきました。
取材があった時点では休廊することになるとは思っていませんでしたので、少々慌てています。
しかも、現実よりはるかに素敵に取り上げていただいたので、少々臆するところもあります。
ただ、せっかく九谷焼の産地に暮らしながら、ギャラリーとしてその紹介を続けて来ながら
きちんと使ってみる姿をお見せしなければと思いました。
自分の写真を見ながら、やはり年を取ったな・・・、特に手元が。
それなりの年齢を重ねてきたのだろうかとしみじみ思ったことでした。
それでも向かおうとしている介護の生活に、前向きに向き合うつもりでいます。
そうできる幸せを感謝しています。
取り敢えず、自分は元気でおらねば、強くなろう、と。
朝夕涼しくなりました。
あの大雪も嘘のように溶けて春が来て、こんな猛暑になりました。
それでもいつの間にか秋が忍び寄ってきています。
もうすぐ、薪ストーブの季節です。
薪割も始めなければなりません。
こうやって1年が過ぎていくのでしょう。
いつ再開できるか分かりませんが、出来る時になったら今回やむなく中止していただいた作家さんの個展を是非にと思っています。