ギャラリー萩

石川県加賀市 「ギャラリー萩」のホームページです。

あっという間に12月、11月残りのニュースを!!

ご無沙汰です・・・。気が付けば12月、怒涛の日が続いた11月、残りの日々のご報告をしておかねば、片手落ちですね。重たい雨雲と雪起こしの雷の小松を出発してほんの15分、眼の下に広がる富士の裾野と、雲の冠の霊峰富士山、いつも左側の窓際の席を取っていただきますが今回も大当たり、旅の間中富士山を垣間見ながらの旅となった、その初日の写真です。

東京では至る所から富士山を眺めることができます。『光悦展』で涌く五島美術館のすぐ横、その名も「富士見橋」から富士山を撮ったつもりですが、夕陽の中微か・・・に。橋の下は東急大井町線です。

小田急線新百合ケ丘の団地から富士山の方向をパチリでしたが、私のカメラではこれが限度でしょうか。富士山が夕陽の中にうっすらと姿を見せてくれているのですが。ズワイガニの解禁で賑わっている北陸は加賀ですが、ここ神奈川でも何と子持ちがに、甲箱蟹が登場です。山陰境港のものとのことですが、ほとんどお手間仕事、美しく整えられた蟹のお味は殊の外心にも沁みました。加賀の器をお店での接客に用いようと、ご注文を下さった社長さんの贔屓のお寿司屋さんでの一皿でした。そのショールームは車がなければまさに明るい喫茶店、連日たくさんのお客様がコーヒーを飲みに立ち寄って行かれるのだとか、明るいスタッフの細やかなサービスが自然体になされている、社長さんのお人柄のたまものだと、実感。

京王プラザホテルでの「加賀の器展」の打ち合わせが今回の上京のメインでしたが、ついでにというかかなりなウェイトを占めていたのが人気和食レストラン<かがり>での「加賀・能登食彩膳」を頂くことでした。加賀市打越町で採れた茶葉から作られた「加賀の紅茶」がサービスされました。人気のメニューで、たくさんの客様に喜んでいただいたとか、3階ロビーのラウンジでも12月メニューに登場するとか、嬉しいことでした。さて「加賀の器展」です。準備着々、お正月迎えの、気のはらない愉しい器をご紹介します。お楽しみに・・・。加賀能登旬彩膳と加賀の紅茶、写真でお楽しみください。右が五郎島金時のプディングと共にいただいた加賀の紅茶。

新宿思い出横丁、カブトの鰻一通り、憧れのお店で。昭和22年から66年間鰻を焼き続けてきた親父さん、その鮮やかな焼き方、堪能してきました。

突然ですが、東京からのお客様、加賀市のB級グルメをとのリクエストで『広島焼・大黒屋』 この通りゲスト大満足のひと時でした。美味しいものは人の心を繋ぎます。加賀の工芸の旅に来られた外国のお客様とも、ここで一番心が通じた気がしました。B級などではなく、A級グルメだと思うのです。その意味でも思い出横丁、鰻一通りはまさにA級でした。

ところでこの銀杏並木、神宮外苑の並木通りはまるでお祭りのような賑わいでした。そのものずばり、絵画館前の広場は「銀杏祭り」で屋台が並び平日にもかかわらずたくさんの人たちであふれかえっていました(私も知らずに来たとはいえその一人)。通りに面したオープンカフェ1日中行列が。明治記念館の中華レストランで姉、妹と三人でランチでした。こうやって年に一・二回ほど首都圏に住む姉の段取りで、妹と私の上京日程が合えば一緒に昼下がりのひと時を過ごすのがここ何年かの習わしです。母の三三回忌も過ぎ、私たち姉妹の歴史もそろそろ第3章に入ろうとしています。

湿度23%の東京でしっかり風邪をひいて帰ってきた私でしたが、何とか乗り切って12月。暮れからお正月、加賀の器展に向けて頑張らなくては。

Scroll Up