ギャラリー萩

石川県加賀市 「ギャラリー萩」のホームページです。

2013年も終わりに、新年のご挨拶も兼ねて

全国的に大雪のニュースが出ていますが、ここ加賀市大聖寺は不思議なくらい雪が積もっていません。驚くほど大きな雷が鳴り(北陸出身ではない私は冬の雷は今でも違和感があります)、霙や霰が降りはしますが、うっすらと程度。私の愛車もスノーに履き替えて、いつでも雪オーケーですが、積もらない程度の雪を望んでいます。

大阪の孫たちの成長も著しく、来訪の度に嬉しく、でも大わらわでした。最大のニュースは二男の帰郷と就職でしょうか。ウイークデーは毎日お弁当作り、5年ぶりの朝の忙しさを、有難いことにまだ楽しいと思いながら過ごしています。

今年の最後を飾る写真は、柴山温泉のホテルアローレの光のページェントに出展されている、若い作家たちの力作をご覧ください。光、灯り、寒い夜を静かに暖めてくれるものですね。今年で5回目、はじめの時からちょっとだけお手伝いをしています。まずは苧野直樹さんの灯りから・・・。根気の仕事ですね。

11/30〜1/31『光のインスタレーション2013-2014』開催中!!

右はホテル内の廊下、チャペルへの通路です。静かに内側から白く浮き上がってくる手すきの和紙、この春京都から加賀市の東谷に移り住み、和紙工芸をベースに活動を始めた堀江美佳さんの作品です。

左は吉野谷のガラス工房蕾さんの「ころんころん」です。白と黒、卵型の可愛いライトです。夜の闇の中で幻想的に光ります。右は和食処への階段下ロビーで、大聖寺のフラワーアーティスト中村さんが冬枯れの風景を描きました。次は霽窯島田章生さんのカラフルライト。

風船を膨らませて薄いガーゼをかぶせ、透光性粘土を貼り付けて・・・というもの。カラフルで愛らしい灯りです。右側は山代温泉のアンティーク適安竹廬の女主人環さんの苔の庭の灯りです。小さな田舎家風の香炉の中に小さな灯が見えませんか?骨董と苔の緑との相性抜群、新しい感覚のHIKARIの演出ですね。

東北岩手藤沢市から本間文江さんの新作手あぶり猫が届きました。「ニヤット」と名付けましょうか・・・笑っている猫ちゃんです。これは山代温泉白銀屋のロビーギャラリーに飾ってあります。

さて私は26日加賀を発って東京へ・・・。京王プラザホテルのロビーギャラリーでの催事です。

今が素敵 加賀の女性作家/竹内瑠璃・森岡希世子 ふたり展

開催期間:2013年12月27日(金)~2014年1月7日(火)
草花や動物たちを繊細な筆遣いで描く竹内瑠璃の色絵。
研ぎ澄まされた緊張感の中から女性らしい優しさをのぞかせる森岡希世子の白磁。
気品あふれる上質な作品群をどうぞご高覧ください。 

【同時開催】旬の器たちと迎えるお正月「加賀の工芸の今展」
日常の食卓を、そして暮れからお正月の晴れの場をすがすがしく彩ってくれる、
加賀の器。若い作家たちが作り出す愉しい旬の器が揃います。

 

こんなわけで、若い作家たちと新年は東京新宿で迎えることになりそうです。お年賀状は加賀に戻ってから、書き綴ることになりそうです。新年早々に賀状が届かなくてもお許しください。これが今年最後のブログになります。そうして皆様には、どうぞよいお年をお迎えくださいますよう・・・。

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