2013年も終わりに、新年のご挨拶も兼ねて
2013年12月21日
全国的に大雪のニュースが出ていますが、ここ加賀市大聖寺は不思議なくらい雪が積もっていません。驚くほど大きな雷が鳴り(北陸出身ではない私は冬の雷は今でも違和感があります)、霙や霰が降りはしますが、うっすらと程度。私の愛車もスノーに履き替えて、いつでも雪オーケーですが、積もらない程度の雪を望んでいます。
大阪の孫たちの成長も著しく、来訪の度に嬉しく、でも大わらわでした。最大のニュースは二男の帰郷と就職でしょうか。ウイークデーは毎日お弁当作り、5年ぶりの朝の忙しさを、有難いことにまだ楽しいと思いながら過ごしています。
今年の最後を飾る写真は、柴山温泉のホテルアローレの光のページェントに出展されている、若い作家たちの力作をご覧ください。光、灯り、寒い夜を静かに暖めてくれるものですね。今年で5回目、はじめの時からちょっとだけお手伝いをしています。まずは苧野直樹さんの灯りから・・・。根気の仕事ですね。
右はホテル内の廊下、チャペルへの通路です。静かに内側から白く浮き上がってくる手すきの和紙、この春京都から加賀市の東谷に移り住み、和紙工芸をベースに活動を始めた堀江美佳さんの作品です。
左は吉野谷のガラス工房蕾さんの「ころんころん」です。白と黒、卵型の可愛いライトです。夜の闇の中で幻想的に光ります。右は和食処への階段下ロビーで、大聖寺のフラワーアーティスト中村さんが冬枯れの風景を描きました。次は霽窯島田章生さんのカラフルライト。
風船を膨らませて薄いガーゼをかぶせ、透光性粘土を貼り付けて・・・というもの。カラフルで愛らしい灯りです。右側は山代温泉のアンティーク適安竹廬の女主人環さんの苔の庭の灯りです。小さな田舎家風の香炉の中に小さな灯が見えませんか?骨董と苔の緑との相性抜群、新しい感覚のHIKARIの演出ですね。
東北岩手藤沢市から本間文江さんの新作手あぶり猫が届きました。「ニヤット」と名付けましょうか・・・笑っている猫ちゃんです。これは山代温泉白銀屋のロビーギャラリーに飾ってあります。
さて私は26日加賀を発って東京へ・・・。京王プラザホテルのロビーギャラリーでの催事です。
今が素敵 加賀の女性作家/竹内瑠璃・森岡希世子 ふたり展
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こんなわけで、若い作家たちと新年は東京新宿で迎えることになりそうです。お年賀状は加賀に戻ってから、書き綴ることになりそうです。新年早々に賀状が届かなくてもお許しください。これが今年最後のブログになります。そうして皆様には、どうぞよいお年をお迎えくださいますよう・・・。