ギャラリー萩

石川県加賀市 「ギャラリー萩」のホームページです。

11月に入って、嬉しいニュース

表紙が変わりました。12月2日から22日まで伊勢丹相模原店で開かれる加賀の工芸「お正月迎えの器」展のDMです。お近くの方お出かけください。上質な漆の器と、精緻な絵付けの九谷焼とで新しい年のための器を提案します。

気が付くともう11月も10日、あっという間のこの10日間、仕事もプライベートも少々忙しすぎる日々でした。

まずは末の息子の結婚式。会場は金沢の辻家庭園。夫の兄夫婦をお仲人さんにお願いし(最近は仲人を立て都結婚式は少ないとのこと)、両家の親族、新郎新婦の友人たちで賑やかで暖かな式でした。式当日は長期予報では曇り雨でしたが、当日は何と晴れ、前日も雨、次の日も終日雨でしたから、「晴れ男」息子の面目躍如でした。やったぜ!です。札幌から飛んできた長男と、長女・次女たちが、会場を回って歩き、「弟をよろしく」とお願いして回っていた姿に、心熱くなりました。

息子から送られた花束

中村久一さんの登り窯 5日間かけてぎっしり詰められています。窯の上部の側面の焚口ですが、山の村です、火を炊くまでの間は、動物除けのネットが必要です。

登り窯の全容と焚口。まだ窯詰の作業は残っています。詰め終わったら35時間薪を焚き続けます。今年は7日・8日でした。

出来上がったものは晴れのステージに出て行きます。相模原伊勢丹「長左セレクション」のゲスト作家として出展中。

結婚式の次の日東京出張でしたが、帰りの羽田空港で札幌に帰る長男と孫とに会えて嬉しい驚きでした。3階のイート・イン、讃岐うどんの注文をしている息子たちの後ろ姿。私はベトナムのフォーを。

長女と先日結婚式を挙げたばかりのお嫁さんと一緒に兼六茶会へ出かけました。小雨が降るあいにくのお天気でしたが、会場となった21美の松涛庵も、中村記念美術館の耕雲庵も、雨に洗われた紅葉が美しく、心洗われました。着物を着て出かけると何か特別な気分がして、心が浮き立ちます。どなたもお正客席に着きたがらないからと、問答無用の勢いで、着物姿というだけの理由で、耕雲庵では一番の上座に座らされてしまいました。あれよあれよでしたが、お点前も、お道具も間近で観ることができ幸せでもありました。身近な娘が一人増え、こうやって一緒に出掛けることができること幸せです。増えました、家族が!!

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