豪雨お見舞い申し上げます。/ 南部鉄瓶の高橋大益さん(東北の作家たち展Ⅸ)
2019年8月29日
豪雨お見舞い申し上げます。
九州の方々には大変な思いをなさっておいでのことでしょう。
娘の家族が昨年から福岡住まいなので、他人ごとではありません。
命を守るためにできるだけのことをしましょう、という呼びかけは優しく聞こえますが、実はとても怖いことです。
40年近く前、ここ大聖寺も熊坂川・大聖寺川が氾濫し、我が家の前の道路は川になっていました。床下を水が流れ隣の田んぼに滝のように流れ落ちていました。
幸いそれ以上に水が襲ってくることはなく平穏な日々はすぐに戻りました。わずかな経験でしたが、想像力を巡らすと床上どころか屋根近くまで水が来たら私たちはどうなっていたでしょうか。
さてこちらも雨、結構強い雨が降りました。この先1週間ほどは雨マークです。とてつもない猛暑が急にストップして、幾分過ごしやすくはなりましたが、お天気の気ままさには付き合いきれないですね。そろそろ秋を迎えギャラリーシーズンを迎えるための準備をしたいところです。
夏の熱帯並みのお天気とここ数日の過剰なほどの水分とで我が家とギャラリー周りはジャングルのようです。シンボルの萩も茂りに茂り、車の出し入れに障りが出るほど、視界もよくありません。せっかくの中庭も垂れ下がる木の枝と、伸びに伸びた草々でゆっくりお茶をしようなど出来そうもありません。今がチャンスとばかり、蜘蛛の巣があちこちにあって、歩くのも躊躇われます。まずは外回りを・・・、と思うのですが、雨よ止んでくれ状態なのです。畑も整理して、秋の菜類の種を蒔きたい、ブロッコリーなどの苗も植えたいと気持ちは焦るばかり。出来るだけのことをして、皆様をお迎えしたいと思っています。
さて「東北の作家たち展Ⅸ」今回のお楽しみは南部鉄瓶の高橋大益さんです。
2012年の第2回展以来久しぶりです。鋳物づくりという時間と手間の掛かるモノづくりを独立以来たった一人で手掛けていて、一年中お忙しい方なのです。丸くかわいらしい鉄瓶はとても人気で作っても作っても売れてしまう・・・、のでそれ以後お声がけしても都合がつかずやっと今年再登場していただくことができました。二女の台所ではその時手に入れた高橋さんの鉄瓶が大活躍、おいしいコーヒーやお茶には欠かせない存在です。
2012年の時の鉄瓶たち。カメラの腕の悪いこと、もっと素敵なのですが、お許しください。
今年は新作が9点やってきます。ご本人の了解があれば、お顔写真も紹介したいところ、いかにも鉄瓶を作っている人、というお顔です!!