荒川文彦展 2日目
2017年9月30日
最高の秋日和!!爽やかな風に透明な陽射しがギャラリーを取り囲んで、朝から幸せに満ちたスタートでした。こんな季節がずっと続くといいのですが・・・。午前中はのんびりと過ごしましたがお昼過ぎからお客様が休みなくお訪ね下さって、荒川さんは接客に大忙し。一階と二階を行ったり来たり、お見送りに出たり、お話の輪に加わったり。皆さん口をそろえて「いい物を見た」「素晴らしい作品ばかり!!」と感動の言葉ばかりでした。そうこういう展観こそがギャラリーの願い、来てくださった方が、「何といういいものを見たな」と心満ちてお帰りになる、これに尽きます。ご友人、ご親戚、地元の漆関係者、遠くからやって来たファンの方、皆喜んで下さっているのが伝わってきて、本当に嬉しい一日でした。
カメラが故障して私の写真はないのですが、息子のお嫁さんのお母さんが撮ってくれた貴重な作品写真です。ご覧ください。
小物達がきらきらと美しいのです。愛らしくて身近に置いておきたいと思わせる凄い力を持っています。
壁面のパネルも存在感が・・・ 心を込めてあるものが語る深い思い。作品と向かい合って対話をしています。
お茶のお道具もあります。というより山中の漆産業はお茶道具で支えられていた時代が長くありました。荒川さんたちの仕事の原点のようなものでした。
実際に来てみていただきたい作品群です。殆どすべての工程を一人で手掛けている荒川さん。在廊しているので、たくさんお話を聞いてください。木を削るところから、の話はドラマティックです。伝わって来るものの多いこと、改めて作品が素晴らしく見えてきます。